ダニってどこからくるの?
「うさんぽ」など、お外で遊ぶ子は犬や猫と同様に、外出時に他の動物から落ちたものを拾ってしまったり、屋外に存在する個体が規制知る場合もあります。
ダニの種類にもよりますが、赤ちゃんの時におかあさんうさぎさんが持っていたものがうつっていたりする例もあります。 どこかで付いてしまった!と思いがちなダニの発生ですが、実は昔から潜在的に持っていて、体力や免疫力の低下によりダニが繁殖することもあります。
原因を追求してあげることが大切!
ダニの駆除はもちろん大切ですが
「どうしてダニがついてしまったのか」
「もしかしたら他に病気があるのでは?」
「高齢期になり免疫力が低下しているかも」
「カラダが硬くなって、セルフグルームングがうまく出来ていないかも」
といった原因を発見してあげる事が大切です。
ただ単にダニが付いてしまっただけならしっかり駆除してあげればOKですが
・他の病気が見つかったら適切な治療
・免疫力が低下しているならサプリメントなどでサポート
・セルフグルーミングがうまくできていなくなっているなら、まめにケアしてあげる事を心がける
など、飼い主さんがしっかりサポートしてあげましょう。
うさぎさんに寄生するダニと症状
ダニは動物の種類によって寄生する種類が決まっています。
うさぎさんの場合は下記の3種類のダニが寄生することがあります。
うさぎさんだけにつくものや、ツメダニなど人やその他の動物にも感染し害を及ぼすものもいます。病院で検査してもらえばダニの種類もわかりますので、症状を発見した場合は早い段階で病院に行きましょう。
ズツキダニ
発生しても症状を示す程の害はばないとされていて、人に藻貝がないことや、うさぎさんのカラダから離れたら生きられないことから動物病院でも軽視されがちですが、やはり多く発生すると気持ちの良いものではありません。
しっぽやおしり周りに生息していることが多く、薄い色のうさぎさんの場合、大量に発生すると「コショウをふりかけたよう」に肉眼でも確認できます。
グルーミングスプレーなどで毛を湿らせると確認しやすくなります。 発見した場合には治療をおすすめします。
ツメダニ
首の付根付近から背中などに寄生し、かゆがって皮膚が赤くただれたり、白っぽいフケの発生・刺された部分にはカサブタができるといった症状が出ます。ツメダニは宿主のカラダを離れても長く存在することができます。
発見した場合すぐに病院で治療してもらいましょう。
ミミダニ
ミミの表皮の深部に寄生するダニです。
寄生すると耳をかゆがったり、落ち着きなく頭を振るなどの症状や、耳の内部にカサブタができます。(ひどい場合は耳の内側全体がカサブタに覆われます)
耳ダニもカラダを離れても生きています。
うさぎさんの治療と同時に飼育環境も衛生的にしてあげましょう。
ミミダニも発見した場合はすぐに動物病院で治療してもらいましょう。
目次 うさぎとダニ
【うさぎとダニ 1】
うさぎさんとダニ(本記事)
【うさぎとダニ 2】
【うさぎとダニ 3】
うさぎと暮らして20年。
一緒に暮らした100兎以上のうさぎさんが教えてくれたこと、そして2000件を超える相談にお答えした経験を、全国のうさぎさんを愛する飼い主さんの知識の引き出しにそっとお届けできたらと思います。