≪大久野島のうさぎさんの家系図をたどる①≫ホトちゃん家系編
この4月で、大久野島のうさぎさんに会いに行くようになって21年が経ちました。
たくさんのうさぎさんに出会い、別れ・・・21年間で色んなことに直面し多くのことを感じてきましたが「お気に入りのうさぎさん」の一生を見つめ続けること、そして代々見守れることが私たちを支えてくれていたと思います。
今回は、大久野島での楽しみ方④としてご紹介したお気に入りのうさぎさんのうちの「ホトちゃん」の家系をご紹介したいと思います。
もしかしたら、全員同じうさぎさんでは?と思われるかもしれませんし、名前の適当さに驚かれるかもしれませんが・・・ご了承いただけましたら幸いです。
ホトちゃん
2010年9月、とっても可愛いアイラインのうさぎさんと出会いました。
若い頃のホトちゃんは、すっごくやんちゃでしたがお年を召すとすっかり性格も見た目も丸くなって。
最後までかっこいいうさぎさんでしたよ。
そんなホトちゃんは、たくさんの可愛い子孫を残してくれたんです。
その子どもから代々まで、ご紹介させて頂きます。
ホト仔ちゃん
ホトちゃんの子供たちは、そっくりな子がたくさん産まれたのですが・・・
その中でも一番長く生きてくれたのが、ホト仔ちゃんです。
2011年撮影
そして・・・大久野島に通われる方たちに人気だった「しな♪」のパパでもあります。
ホト仔2号&赤ちゃん
ホト仔ちゃんから1年遅れてホト仔2号3号4号と立て続けに産まれました。
そんな中でも、ホト仔2号ちゃんは可愛いお子様も私たちに見せてくれました。
ちなみに、3号ちゃん4号ちゃんも気になられるのでは?と思いますので写真を載せておきます。
今見ると、私たちでも見分けられる自信がありません。。。
でも、別のうさぎさんなんですよーー!!
こしょうちゃん
こしょうちゃん・・・なぜ「こしょう」なのか・・・
「適当でしょ」
ホトちゃんの息子なので、始めは「ホト仔(小)」って名前を付けていたんです。
大人のこしょうちゃんを知っている方も多いと思うのですが、島生まれのうさぎさんにしてはとっても小さい子でした。
こどもの頃から小さかったので、そんな名前を付けてしまいました。
それが変化して・・・「こしょう」となりました。
こしょうちゃんは赤ちゃんの頃、パパの「ホトちゃん」ととっても仲良しで、ずっとついて回っていたのを思い出します。
こどもこそ残せなかったけど、たくさんの想い出を残してくれたうさぎさんです。
しな♪
2012年秋生まれ。
utaのお友達のおうちにいる「シナモン」といううさぎさんに模様が似ていたから、その時に一緒に居たお友達みんなでつけたお名前です。
2019年の夏まで、みんなに愛されたうさぎさんでしな♪も可愛い子供たちをたくさん産んでくれました。
島のうさぎさんとしては、とっても長生きさんだったんですよ。
たくさんのファンがいて、本当に魅力的なうさぎさんです。
しな仔ちゃん
名前の通り、前述の「しな♪」の息子です。
ママの「しな♪」は、ものすごく強い女の子だったのですが・・・
息子さんはちょっとヘタレちゃんでした(笑)
たくさんの怪我をしながらも、最後までかっこいい姿を見せ続けてくれました。
この子もみんなに愛されていたうさぎさんなんですよ。
しな仔2&こさぶろー
・・・名前の付け方!!ってそろそろ言われそうですよね^^;
しな仔2は、大人になってからは展望台付近まで移動して長く暮らしていました。
そしてこちらが「こさぶろー」
こさぶろーは、あっという間に見かけなくなってしまったけれど、しな♪の子供の中でママと仲良くしている時間が長かったように感じています。
山の中を駆け回っている姿が、とっても可愛かったです。
このこちゃん
最後は「しな仔」の娘の「このこちゃん」です。
このこちゃんも、きょうだいがたくさんいたんですよ。
そっくりなホトちゃん一族のご紹介、いかがでしたでしょうか?
次回は「猛犬」の家系に迫りたいと思います。
うたお(中村隆之)と、うたこ(中村麿矢)二人で「うさぎ写真家uta」として活動しています。
2000年より大久野島のうさぎさんの写真を撮り続けています。
これまでの23年間で大久野島のうさぎさんに教えてもらったことを、少しでも多くの方にお伝え出来たら嬉しいです。