大久野島の「展望台への道」がついに復旧!
2018年6月28日~7月8日にかけて全国的に甚大な被害を及ぼした西日本豪雨と呼ばれている集中豪雨。
大久野島も7月6日~8日の大雨(特に7日)で、土砂崩れなどをおこしていました。
そのため、長い間展望台へ向かうルートが通行止めになっていたのです。
そんなルートがついに!!なんと!!復旧工事が終了し、今年2022年4月より展望台へのぼれるようになりました。
ということで、早速登って来ましたので皆様にもお伝え出来ればと思っています。
災害が起きたとき、まだしろくまさんと一緒に過ごしていた私たち。
被災されている皆さんへ、少しでも物資を届けたくて・・・うた島の子達のことが心配で・・・うたおだけで広島に夜間の通行量が少ない時間に向かったのでした。
そんなブログは こちら ←です。
当時のブログを見返していると、色んな思いがよみがえってきますが・・・
気持ちを改めて、今の様子と「少しだけ」以前の写真をご紹介いたします。
通行止め解除になった道路を通って、展望台へ向かってみましょう
土砂崩れで危険な道路を含む、数か所の道路が4年近く通行止めになっていました。
通行止めになってからは、私たちも通りたい気持ちをおさえていたので・・・
その区間の道すがらにいるうさぎさんに逢いに行けるということで、とても嬉しかった私たち。
綺麗に咲いたツツジとうさぎさん♪
登る最中、各所で出会ったうさぎさんたちの写真を、たくさん撮影しながら進みました。
こちらは展望台へ行くときに、必ず休憩する場所なんです。
今年もコバノミツバツツジがきれいに咲いていました。
もちろんこの日も、登る前に調達した飲み物を飲んだりして休憩しましたよ。
以前は当たり前だったことが、こんなにも特別なことだったのだと・・・改めて感じました。
新しくなった道路
ほぼ4年間も通行止めになっていた展望台ルートへの主要道路。
災害当時は大きく土砂崩れをしていました。
道路が崩れていた様子は、調査をされた職員さんなどに写真で見せていただきましたが・・・
アスファルト部分がほぼなくなり、滑り落ちていました。
この度、新しい道路が出来上がっていました。
危険な作業が多かったことと思いますが、ここまで復旧してくださったことに感謝です。
展望台にのぼると♪
数は少ないけれど、展望台付近にもうさぎさんは暮らしています。
今回、私たちが到着してのんびり休憩をしているところに・・・可愛いうさぎさんが来てくれました。
「逢いに来てくれたのー♪」
・・・と、言ってくれているかは分かりませんが^^;
ずっと私たちの周りにいてくれました。嬉しかったです。
どこにいても、どんな時でも・・・無邪気に駆け寄って来てくれるうさぎさんに、笑顔をもらえます。
そして4年ぶりに展望台にのぼれたことに、心から感謝しています。
ただ・・・ひとつだけ残念だったことが。。。
シンボルツリーだった(と私たちは思っている)ミモザの木と、その他大きな木が・・・伐採されていました。。
色んな理由があると思います。なので、仕方がないのですけど。
大好きな木だったので、ちょっと悲しくなってしまったというのが正直な感想です。
そんな、ミモザがうつった写真を、記念に載せておきたいと思います。
右下の、大きな木です。とっても大きくって綺麗だったんですよ^^
この写真は4年前に撮影したものです。
こちらも改めて・・・当たり前の光景なんてないのだと思ってしまいますね。
これからは今まで以上に、「今」目の前にあるものを大切にしたいと思います。
中部砲台跡
展望台付近には、遺跡もあるんですよ。
大久野島には、他にも各所に戦争遺跡が残っています。
残念ながら私たちには、遺跡のことや戦争の悲惨さをお伝え出来るだけの知識と経験がございません。
ですので、こういうものがあるのだということだけお伝えさせてください。
大鉄塔とうさぎさん
大久野島が見える本土側から、たくさんの島が見える中で大久野島を探すときに目印にもなる大鉄塔。
その付近にもうさぎさんが住んでいます。
眺めの良い場所に暮らす気持ちを・・・伺ってみたいですね^^
4年前のミモザの木とうさぎさん
先ほど、ご紹介した大きなミモザの木の他にも小さめのミモザの木があります。
この木も、今回の整備に伴い剪定されていましたが・・・
いつか、こんな風にきれいに整ってくれたらいいなあと願っています。
そして、こんな風に可愛いうさぎさんが楽しそうにしているところを見れる日がくるといいなと夢見ています。
今回は、展望台への道路の復旧についてお伝えさせていただきましたが・・・
実は、大久野島の展望台からの景色って格別なんですよ。
もしも行かれることがありましたら、飲み物を持参して是非登ってみてくださいね。
おすすめです^^
うたお(中村隆之)と、うたこ(中村麿矢)二人で「うさぎ写真家uta」として活動しています。
2000年より大久野島のうさぎさんの写真を撮り続けています。
これまでの23年間で大久野島のうさぎさんに教えてもらったことを、少しでも多くの方にお伝え出来たら嬉しいです。